新時代の医療をともにデザインする
- 2月号
-
2025February
- 責任編集
- 福原 俊一

学びは、医療者の仕事の中核です
学び続けたい全ての医療者の皆様へ
見て、聴いて、触って、感じて、体験して・・・
さあ、始めよう
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- インタビュアー:上野文昭
- 大船中央病院特別顧問/
米国内科学会最高栄誉会員(MACP)
- 慶應義塾大学放射線科教授
- 武田 篤也
放射線治療施設を開設し、全国一の治療実績へ
数学と物理が好きでエンジニアを目指したが、夢中になりすぎ眠れなくなった。人を相手にする仕事がしたいと思い、精神科を目指し慶應義塾大学医学部に入学した。曲折を経て、「放射線治療」を選んだ。慶應義塾大学病院や関連病院でキャリアを積んでいた頃、先輩が小さな癌を治す技術(体幹部定位放射線治療=SBRT)を始めたのを目の当たりにし、強い可能性を感じた。2005年、大船中央病院で放射線治療施設をゼロから立ち上げた。オリジナルの治療コンセプトを提唱し、臨床研究を進め、SBRTの治療実績全国一へと導いた。……

- インタビュアー:上野文昭
- 大船中央病院特別顧問/
米国内科学会最高栄誉会員(MACP)
02
2024年12月、雪のちらつき始めた福島県白河市で白河総合診療アカデミーフェローの吉田健二先生にお話を伺いました。
これまでに培った専門性を活かし新たな道へ挑戦する
初期研修後、脳神経内科医としてキャリアをスタートしました。脳血管障害や神経変性疾患などの専門的な疾患を診療するとともに、片頭痛などを対象とした頭痛外来も担当していました。臨床現場を通じて積み重ねた経験は医師としての成長において大きな糧となっています。……

03
医療政策を立案し実行する側にいた専門家に、日本の現状や展望をどうとらえているのかを語っていただきます。
2035年問題に向けた医療・介護
2035年には日本社会そのものの持続可能性が問題になる
2025年問題は、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、医療や介護などの社会保障費の増大が懸念される問題だった。要するに財政問題としてとらえられていた。「社会保障と税の一体改革」で消費税の10%への引き上げや、薬価の毎年改定などが行われ、今年は2025年になったが、何とか社会保障財政は破綻しないでやってきた。……

- 元・内閣官房
社会保障改革担当室長 - 宮島 俊彦
04
研究者としてのキャリアを志す、あなたに最適な学び方を見つけよう。
独立した研究者になるための6つの要件(1.系統的な学習 2.実践的演習 3.データ 4.メンター 5.プロテクテッドタイム 6.仲間)、その一つ一つを先輩たちがどうやって乗り越えて学んでいるのか、具体的な事例を聞いてみましょう。
「臨床研究てらこ屋」「ジョンズホプキンス大学 School of Public Health MPH 日本プログラム」をご紹介します。
今回ご紹介するのは2つのプログラムです。はじめに、2025年6月8日(日)に開催する、臨床研究を学ぶ入門編プログラム「臨床研究てらこ屋」。プログラムの特徴や参加者の声をお届けします。そして、2025年3月23日(日)開催の「ジョンズホプキンス大学 School of Public Health MPH 日本プログラム」。日本独自の「Special Study Program for Japan(SSPJ)」で学ぶ価値をご紹介します。

05
第一線の医療者が、臨床研究に取り組み、悩み、紆余曲折を経て、世界に発信した「臨床研究の旅の物語」を読んでみましょう。
あなたが今抱えている、もしくはこれから向き合うことになるかもしれない悩みをうまく乗り越えるためのヒントが、そこにあるかもしれません。
- 研究タイトル
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日本の地域在住高齢者における便秘の危険因子としての睡眠の質の低下
リサーチ・クエスチョン(RQ)との出会い・着想の瞬間
2020年10月に福島県立医科大学臨床研究イノベーションセンターのフェローとして赴任するまでは、自治医科大学の義務年限が明けてからも地域医療に従事しながら、多くの生活習慣病を診療してきました。……

- 中川 紘明 Profile
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福島県立医科大学 臨床研究イノベーションセンター 助教
福島県立医科大学 総合内科・総合診療学講座 併任