新時代の医療をともにデザインする

Primaria ONLINE

4月号
2022
April
責任編集
福原 俊一

学びは、医療者の仕事の中核です
学び続けたい全ての医療者の皆様へ
見て、聴いて、触って、感じて、体験して・・・
さあ、始めよう

2022年3月実施

Primaria ONLINE
読者アンケート結果

オンライン・マガジンは読みやすいですか?
  • とても読みやすい(66%)
  • やや読みやすい(25%)
  • やや読みにくい(6%)
  • とても読みにくい(3%)
各記事の量は適切ですか?
  • 多すぎる(0%)
  • ちょうどよい(94%)
  • 少なすぎる(6%)
音で聴く記事は聞きやすいですか?
  • とても聞きやすい(42%)
  • やや聞きやすい(43%)
  • やや聞きにくい(12%)
  • とても聞きにくい(3%)
結果はここをクリック

Primaria ONLINE 読者アンケートに
ご協力ください

Primaria ONLINE は、みなさまにとりまして、もっと魅力的で価値の高い情報や交流の場を提供できるように、みなさまのご意見やご要望を積極的に取り入れ、今後の改善に役立てていきたいと存じます。

みなさまのご意見を、ぜひお聞かせください。アンケートは、数分でご回答いただける簡単なものです。

*ご回答者の中から抽選で、編集長 福原俊一 著「あなたも世界の臨床研究者に 京都大学医学研究科 MCRプログラム開講10周年記念誌」を贈呈申し上げます。

Primaria ONLINE 編集部

01 Visionary People新たな価値をつくり出す人々

医療と医学の世界で新しい価値を作りだしている医療者を、有名無名問わずハイライト。
今回は感染症科専門医として、医学教育者としてもご活躍の国際医療福祉大学の矢野晴美先生です。


インタビュアー:上野文昭
大船中央病院特別顧問/
米国内科学会最高栄誉会員(MACP)
国際医療福祉大学 教授 医学教育統括センター・感染症学
矢野 晴美

日本を拠点に世界とつながる仕事を

感染症科専門医、国際医療福祉大学で医学教育を担当、そしてACP米国内科学会の次期支部長に指名されるなど、これからの日本の医療全体をリードする矢野先生。子どもの頃にテレビで見た医者の姿が印象に残り「医者なりたい」という思いが芽生え、医学部時代の語学留学をきっかけに「世界とつながる仕事がしたい」という強い希望を抱くようになった。国内外で出会ったプロフェッショナルな医師たちが素晴らしいロールモデルとなり、日本を拠点に世界とつながる仕事を継続している。
またアメリカではフル稼働で仕事をこなしながら、温かい家庭をもつ女性医師たちとともに働き、「女性だから」ということを感じることなくキャリアを展開してきた。……


インタビュアー:上野文昭
大船中央病院特別顧問/
米国内科学会最高栄誉会員(MACP)

02 アカデミックジェネラリスト

2022年12月、雪の積もる福島県福島市で福島県立医科大学臨床研究イノベーションセンターフェローの小坂明博先生にお話を伺ってきました。

地域に根ざした診療の中で臨床研究を志す

どのような診療に従事してきたのでしょう?

家庭医として湯沢町保健医療センターに勤務していました。外来診療、入院、訪問診療等、湯沢・塩沢地域のプライマリ・ケアにどっぷりつかっていました。その中で、自治体主導の活動(湯沢町健康プラン)に、委員として参加する機会を得ました。この活動は、多職種(行政、住民、研究者)の能力・技術を結集して、……

03 近未来の医療と介護

医療政策を立案し実行する側にいた専門家に、日本の現状や展望をどうとらえているのかを語っていただきます。

地域医療構想は出直しを

混迷する地域医療構想の議論

そもそも地域医療構想は、高齢化に伴う入院需要の変化に応じて、病床機能の在り方の見直しを促すものだった。つまり、2025年までに入院需要が、……


元・内閣官房
社会保障改革担当室長
宮島 俊彦

04 働きながら「研究」を学ぶ

独立した研究者になるための6つの要件 (1.系統的な学習 2.実践的演習 3.データ 4.メンター 5.プロテクテッドタイム 6.仲間)、その一つ一つ を先輩たちがどうやって乗り越えて学んでいるのか 、具体的な事例を聞いてみましょう 。

研究者としてのキャリアを志す、あなたに最適な学び方を見つけよう。

Johns Hopkins大学MPHプログラムと臨床研究てらこ屋・塾を紹介。

4月号は、働きながら国際的な学位を取得できる「Johns Hopkins大学MPH日本プログラム」について、また、医療者が臨床研究を学び始める場として定番となった人気セミナー「臨床研究てらこ屋」の前身である「臨床研究デザイン塾」について福原編集長や受講者へのインタビューを掲載します。

ジョンズ・ホプキンズ大学
塾
てらこ屋

05 京都大学ジャーナルクラブ

京都大学医療疫学教室では、編集長が教授であった時代から、毎月全員でジャーナルクラブを開催してきました。
世界の4大誌の最新号を担当者が要約し、担当者が特に注目した論文にたいして、参加者全員で批判的に議論します。
このコーナーではその一端をお見せしたいと思います。

今号の論文
Pharmacotherapy for adults with overweight and obesity: a systematic review and network meta-analysis of randomised controlled trials. Lancet. 2022 Jan 15;399(10321):259-269. doi: 10.1016/S0140-6736(21)01640-8. Epub 2021 Dec 8. PMID: 34895470.

肥満に対する薬物療法は生活習慣の改善に失敗した場合に選択肢となる。体重減少薬の有益性と有害性に関する最新のエビデンスを要約するため、系統的レビューとネットワークメタ分析が行われた。PubMed、Embase、Cochrane Library(CENTRAL)を用いて、2021年3月23日までの、成人の過体重および肥満における体重減少薬のランダム化比較試験について検索した。ランダム効果を用いたネットワークメタ解析を行い、エビデンスをまとめ、GRADEアプローチを用いて、エビデンスの確実性を評価、……

06 臨床研究の道標

第一線の医療者が、臨床研究に取り組み、悩み、紆余曲折を経て、世界に発信した「臨床研究の旅の物語」を読んでみましょう。あなたが今抱えている、もしくはこれから向き合うことになるかもしれない悩みをうまく乗り越えるためのヒントがそこにあるかもしれません。

研究タイトル
地域在住高齢者における過活動膀胱の転倒予測
因子としての意義:須賀川研究1年の追跡

RQとの出会い・着想の瞬間

本研究は、福島県立医科大学臨床研究イノベーションセンターが、福島県須賀川市と協働で実施する「須賀川市健康長寿推進事業」の中から生まれました。「地域での健康寿命の延伸」をミッションに掲げ、2015年より住民、自治体、病院が一体となって本事業に参画しています(図1)。この中で私は、泌尿器科医としての専門性も踏まえ、当初より、……

大前 憲史 Profile
福島県立医科大学附属病院
臨床研究教育推進部
副部長・特任准教授
  • Johns Hopkins Bloomberg School of Public Health
  • gMAP eMAP
  • 高知県 臨床研究フェローシップ
  • 橋本市民病院
  • 白河総合診療アカデミー