新時代の医療をともにデザインする

Primaria ONLINE

8月号
2022
August
責任編集
福原 俊一

学びは、医療者の仕事の中核です
学び続けたい全ての医療者の皆様へ
見て、聴いて、触って、感じて、体験して・・・
さあ、始めよう

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みなさまのご意見を、ぜひお聞かせください。アンケートは、数分でご回答いただける簡単なものです。

*ご回答者の中から抽選で、編集長 福原俊一 著「あなたも世界の臨床研究者に 京都大学医学研究科 MCRプログラム開講10周年記念誌」を贈呈申し上げます。

Primaria ONLINE 編集部

01 Visionary People新たな価値をつくり出す人々

医療と医学の世界で新しい価値を作りだしている医療者を、有名無名問わずハイライト。
今回は、呼吸器内科医として、若き臨床疫学研究者として、グローバルな活躍が期待される城下彰宏氏です。


インタビュアー:福原俊一
京都大学 特任教授
Johns Hopkins大学 客員教授
福島県立医科大学 副学長
Vanderbilt大学疫学博士課程
城下 彰宏

臨床医として生きていくために

日本では内科の研修は、大学の医局に所属するというのが大多数である。しかし城下氏は、神戸大学卒業後、医局に入らず、亀田総合病院で研修を受け、一宮西病院で呼吸器内科医として従事してきた。
「学生時代から、臨床医として生きていくという明確な将来像を描き、臨床のスキルを学ぶために渡米したいと考えていました」と城下氏。医学部5年生の時、米国医師国家試験(USMLE)の教材を見る機会があった。アメリカには臨床に役立つ知識をしっかりと学べる教育環境が用意されていることを知り受験を決意。在学中にUSMLE Step1と2CKを、初期研修医として働きながらUSMLE Step2CSとStep3を取得した。……


インタビュアー:福原俊一
京都大学 特任教授
Johns Hopkins大学 客員教授
福島県立医科大学 副学長

02 アカデミックジェネラリスト

2021年から橋本市民病院ジェネラリスト+αフェローシップのフェローとして橋本市民病院総合内科で勤務されている有吉彰子先生にお話を伺ってきました。

どこにいても世界へ飛び出せる!
小さな頃からの夢を応援してもらっています

いままでの道のり

私は卒後、放射線科医になりました。特に好きだったのはMRIで、無被曝で軟部組織のコントラストが明瞭になることに魅力を感じていました。しかし、多くの画像を診断するうちに、「防ぐ方法はなかったのだろうか」など、患者さんが画像診断を受ける手前の状況が……

03 近未来の医療と介護

医療政策を立案し実行する側にいた専門家に、日本の現状や展望をどうとらえているのかを語っていただきます。

骨太方針の医療DX

日本の医療ビッグデータの基盤構築はOECDで最低水準

6月7日に閣議決定された「今年の経済財政運営と改革の基本方針」(いわゆる骨太方針)の医療に関する記載はほとんどがDX関連だった。もはや、医療DXが進まなければ、日本の医療には先がないと言わんばかりである。……


元・内閣官房
社会保障改革担当室長
宮島 俊彦

04 働きながら「研究」を学ぶ

研究者としてのキャリアを志す、
あなたに最適な学び方を見つけよう。

独立した研究者になるための6つの要件 (1.系統的な学習 2.実践的演習 3.データ 4.メンター 5.プロテクテッドタイム 6.仲間)、その一つ一つ を先輩たちがどうやって乗り越えて学んでいるのか 、具体的な事例を聞いてみましょう 。

「ジョンズホプキンス大学MPH日本プログラム Kyoto Spring Institute(KSI)」を紹介。

8月号は、ジョンズホプキンス大学MPH日本プログラムにおいて、毎年3月の日本プログラムの学生や教員が一週間京都に滞在して開催される「Kyoto Spring Institute(KSI)」を紹介します。現地で行われる集中的な講義・実習などの取り組みの概要、また、受講者へのインタビューを掲載します。

05 京都大学ジャーナルクラブ

京都大学医療疫学教室では、編集長が教授であった時代から、毎月全員でジャーナルクラブを開催してきました。
世界の4大誌の最新号を担当者が要約し、担当者が特に注目した論文にたいして、参加者全員で批判的に議論します。
このコーナーではその一端をお見せしたいと思います。

今号の論文
Demirjian S, Bashour CA, Shaw A, Schold JD, Simon J, Anthony D, Soltesz E, Gadegbeku CA. Predictive Accuracy of a Perioperative Laboratory Test-Based Prediction Model for Moderate to Severe Acute Kidney Injury After Cardiac Surgery. JAMA. 2022 Mar 8;327(10):956-964. doi: 10.1001/jama.2022.1751. PMID: 35258532; PMCID: PMC8905398.

急性腎不全(AKI)の効果的な治療は、タイムリーな診断が前提である。しかし、腎不全後の血清クレアチニン値は遅れて上昇するため、治療開始が遅れる可能性がある。そこで、心臓外科手術を受けた患者において、術後のAKIに対する予測モデルを開発・検証した。米国のClevelandClinicで2000年1月から2019年12月の間に心臓外科手術を受けた成人患者の過去起点コホート(n=58,526)を使用して予測モデルを開発し,系列病院3施設の外部コホート(n=4734)で外的妥当性を検証した。……

06 臨床研究の道標

第一線の医療者が、臨床研究に取り組み、悩み、紆余曲折を経て、世界に発信した「臨床研究の旅の物語」を読んでみましょう。あなたが今抱えている、もしくはこれから向き合うことになるかもしれない悩みをうまく乗り越えるためのヒントがそこにあるかもしれません。

研究タイトル
肺炎像を伴う慢性閉塞性肺疾患増悪に対する
全身性ステロイド投与の有効性の検証

RQとの出会い・着想の瞬間

今回の研究疑問は、私が亀田総合病院の初期研修医1年目の時に生まれたもので、私の周囲にいた多くの研修医の臨床疑問でもあった。肺炎合併のないCOPD増悪に対して臨床現場では、ほぼ全例に全身性ステロイドが投与されているだろう。では、肺炎を合併したCOPD増悪の場合は、どう治療を行うのが良いか。これまでのCOPD増悪を対象として全身性ステロイドの有効性を検証したランダム化比較試験では、……

城下 彰宏 Profile
Vanderbilt大学疫学博士課程
  • Johns Hopkins Bloomberg School of Public Health
  • gMAP eMAP
  • 高知県 臨床研究フェローシップ
  • 橋本市民病院
  • 白河総合診療アカデミー