専攻医のときには、まだ臨床についても勉強する必要があり、両者を両立させるのはなかなか大変でした。しかし、自分自身が臨床の中で抱いた疑問を研究のテーマにすることで、先行研究を調べる作業をどちらにも活かすことができますし、自分自身の疑問であるためモチベーションを保ち、データ収集を行い、解析まで完遂することができました。 定期的に開催されるリサーチプログレスミーティング(RPM)では、ミーティングが終わった後も仲間たちから研究に対するアドバイスをもらうことができました。一人で研究をしているわけではなく、仲間たちがいると実感できる瞬間で、強く印象に残っています。 アカデミーでの専攻医、フェローシップを経て計6年間、メンターの先生達から多くを学ぶことができました。今後は、自分のように研究に取り組んでみたいけれども具体的にどうして良いかわからずに困っているような人の手助けをしていければと考えています。また、地域に根ざした家庭医として勤務する中で、臨床研究の成果を地域に還元し、国内外に発信することをライフワークにしていきたいです。 このフェローシップでは、「臨床と研究を同時にどちらも本気でやりたい!」人のために、環境とリソース、指導を提供します。日本に3つしかないプログラムの1つです。内科診療をしながら、同時に研究成果を世界に発信させたいと思っている、そう、これを読んでいるあなた!私たちは歓迎します!臨床と研究の両立についてフェローシップで印象に残っていることは?今後の目標を教えてください。プログラム責任者より一言ONLINE2022年2月号臨床研究フェローシップについてはこちらhttp://www.shirakawa-ac.jp/fellowship/白河総合診療アカデミーインタビューを動画で見る再生速度を変更できますⒸ 2021-2022 iHope International All Rights Reserved.
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